LTE回線+高機能ルータ+ファイル転送ツールで多店舗展開の加速化を支援

端末・POSから取得した売上データの本部へのスムーズな転送を実現するために、敷設工事を必要とする従来の手法(光回線)に代わり無線回線を採用するケースが増えています。無線回線を用いることで店舗内のレイアウト変更にも柔軟に対応できる他、敷設が短期間で完了するためスピーディーな多店舗展開を実現出来ます。最近では本部の基幹システムにある商品マスターを各店舗の端末へ同時配信するなど、適用範囲が拡大しています。

不安定な回線環境への対応、通信品質の確保、従量課金による回線コストの低減

新しい通信規格であるLTE回線は、従来の通信規格である3G回線と異なり通信速度が速く大容量データの高速転送を可能にする一方で、電波が届くエリアが狭い上に障害物に弱いため、立地やレイアウトによっては電波が届かない・つながりにくい等の問題が発生します。また、大容量データ転送中に電波が途切れた場合を想定すると以下のような要件が必要です。

「送達確認」データをきちんと送ったことを保障する
「異常検知」送信失敗した場合に検知する
「再送」成功するまで送り直す

さらに従量課金による通信費用を低減するためには「データ圧縮」により転送量を抑える事も考慮ポイントとなります。

LTE回線による高速通信に安定運用・品質をプラス。さらに、転送データ圧縮により通信コスト低減を実現

導入効果1:安定運用・品質向上
高機能無線ルータの導入によりLTE回線環境下でもつながりやすく、安定・低遅延な高速通信を実現。さらに店舗・本部間通信にファイル転送ツールを導入することで「送達確認」「通信エラーによる異常検知および転送処理のリトライ(再送)」といった確実なデータ転送環境をノンプログラミングで実現します。
導入効果2:通信コスト低減
転送量に応じて課金されるLTE回線の通信費用を、ファイル転送ツールに搭載されている「データ圧縮」機能により大幅に低減。さらにデータ暗号化により店舗・本部間転送におけるデータ抜き取りのリスク対策も行えます。

テクノロジーの特徴

特徴1:高機能無線ルーター「SkyBridge」(セイコーソリューションズ社製)
・3G/LTEに対応、高速・低遅延なデータ転送を実現
・プラチナバンドにも対応 広い通信エリアでつながりやすい
・11 b/g/a/nのWi-Fiアクセスポイント搭載し、様々な業務用デバイスにも接続環境を提供
・無線状態マネジメント機能搭載 店舗側の状況を本部側で一括管理可能
特徴2:ファイル転送ツール「HULFT IoT」(セゾン情報システムズ社製)
・9000社/19万本の導入実績・国内シェアNo.1の純国産ファイル転送ソフトウェア「HULFT」のIoTデバイス向け製品
・「送達確認」「(通信エラー時の)異常検知と再送」「転送データ圧縮」機能を標準搭載
・店舗→本部(上り)だけでなく本部→各店舗(下り)にも対応。商品マスタ適用やファームウェアの一括配布への応用が可能

リユースPoC メニュー詳細・価格

高機能無線ルーター「SkyBridge MB-A100」(セイコーソリューションズ社製)
参考価格:71,300円(WiFi AP無し)から

ファイル転送ツール「HULFT IoT」(セゾン情報システムズ社製)
標準価格:100,000円(100接続Agentにつき、月額)より
POCライセンス 標準価格:180,000円(10接続Agent、6ヶ月間)
詳細についてはお問い合わせ下さい

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